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- 25/4/17 「manifest.webmanifestファイルを作成する」項目に追記しました
サイトにfavicon(サイトアイコン)を設定する方法について解説しています。
この記事は静的HTMLサイトでのfavicon追加を想定しています。WordPressでの設定については、こちらの記事をご参考ください。
favicon用の画像を用意する
favicon用の画像を用意します。最初に512px正方形の画像を用意して、各サイズにリサイズしていくとよいです。
必要なファイルとサイズは以下です。
| ファイル名 | サイズ(px) |
|---|---|
| favicon.ico | 32 * 32 |
| icon.svg | - |
| icon-192.png | 192 * 192 |
| icon-512.png | 512 * 512 |
| apple-touch-icon.png | 180 * 180 |
favicon.icoはオンラインの変換ツールを利用して作成可能です。また、SVG形式の画像は、対応しているペイントソフトのほか、オンラインの変換ツールを利用して作成することも可能です。
manifest.webmanifestファイルを作成する
テキストエディタでmanifest.webmanifestという名前のファイルを作成し、以下内容を記載して保存します。ファイルの拡張子は.webmanifestです。
サイト名とファイルのパスは適宜修正してください。
{
"name": "サイト名",
"icons": [
{
"src": "/favicon/icon-192.png",
"type": "image/png",
"sizes": "192x192"
},
{
"src": "/favicon/icon-512.png",
"type": "image/png",
"sizes": "512x512"
}
]
}なお、以下のように"display": "standalone"を追加すると、スマホやiPadなどでホーム画面追加時にブックマークするページやサイトをアプリのように単体で開くことが可能になります(通常はブラウザが起動して表示されます)
{
"name": "サイト名",
"icons": [
//(略)
],
"display": "standalone",
"theme_color": "#fff",
"background_color": "#fff"
}theme_colorはアプリ的にページを開いた際のツールバーやアドレスバー、ステータスバーなどのUIに適用されます。background_colorはページのCSSが読み込まれる前に表示される画面(アプリの起動画面のようなもの)で表示される背景色に適用されます。
当サイトもホーム画面追加時にアプリのように開くように設定しています。
headにタグを追加する
faviconを追加するための以下HTMLタグを<head></head>内に追加します。
ファイルのパスは適宜修正してください。
<link rel="manifest" href="/favicon/manifest.webmanifest">
<link rel="icon" href="/favicon/favicon.ico" sizes="32x32">
<link rel="icon" href="/favicon/icon.svg" type="image/svg+xml">
<link rel="apple-touch-icon" href="/favicon/apple-touch-icon.png">favicon設定の手順は以上です。
画像変換ツール
.icoや.svg形式の画像は、以下オンラインのツールを利用して変換可能です。